ふくらはぎを中心に、太く青黒い血管がボコボコと浮き出てくる「下肢静脈瘤」。
悪化するとボコボコどころではなく、内出血で黒いズボンのように足が真っ黒になっていきます。
血圧がかかる下半身、特にふくらはぎ周辺の静脈にできやすい疾患です。
山崎薬局では静脈瘤が出来る原因は血管ではなく、まず血液と考えています。
質の悪くなった血液が長期間流れているうちに血管に圧力がかかり、硬くボコボコとした状態に変化していくのです。
症状が出やすい方の傾向として運動不足・あまり歩かない座りっぱなしの環境、あるいは睡眠不足傾向の方に多いように思います。
糖尿病やコレステロールが高い方など、血流が悪い方にも同様に出やすい傾向があるようです。
病院では硬くなってしまった血管を切除し、別の部位から固くなっていない血管を持ってきてつなげるなどの外科的治療が中心になります。
血管の切除までいかない状態であればもう少し様子を見ましょうと言われることもありますが、治療薬はなく、散歩やプールで歩くなど一定の運動を生活に組み込むよう指導を受けます。
確かに真面目に毎日運動を続けられるようであれば、あるいは運動した際に足がつってしまうなど運動できなくなるようなトラブルが出なければ、それで解消していく事もあると思います。
多くの場合、運動したくても膝や腰が痛くて長時間は歩けなかったり、糖尿病などで元から血流が悪いために運動しているとすぐ足がつってしまうなど長時間運動できない理由があります。
これでは静脈瘤はあまり改善の余地がなく、その原因である血液の質は悪いままです。
もし脳や大事な内臓の血管が、静脈瘤を起こした血管のように変化してしまったら…
当店では下肢静脈瘤のご相談には、主に血液の流れと質を、そして固くなってしまった血管を柔らかく改善する漢方薬をおススメしています。
状態変化を起こしている血管と、その原因となっている血液の質。
両方を一緒に対応できなければ下肢静脈瘤の改善は出来ません。
もちろん体に多少の余裕があれば出来る範囲でウォーキングなどの運動を取り入れれば良い結果につながることは言うまでもありません。
“長寿と健康”は足の血管から。
必ず治る症状です。
お悩みでしたらあきらめずぜひご相談ください。