ひどくなると鎮痛剤でも治らないお腹の痛み
女性の悩みで一番多いのは“生理痛”。
いわゆる子宮の収縮痛です。
生理の初日〜長くて3日めくらいまでに起きてくる症状ですが、体質により3日目以降に痛みを訴える事も。
痛みの質も人それぞれ、チクチクと刺されるように痛い方、ズーンとかど~んとか重苦しい痛みを訴える方、ギュ~ッ!っと絞られるように強く痛み動くこともままならない方、ベリベリと剥がれるようなひどい痛みを訴える方、シクシクと弱い痛みだけどしつこくて辛い痛みを訴える方。
痛みの質だけでなく原因も人それぞれです。
西洋医学的には子宮筋腫や子宮内膜症、チョコレート嚢腫に卵巣のう腫、何らかの炎症があるだけでも痛みます。
漢方でも寒邪や血瘀、血虚に気虚、陽虚、気滞。
病院でも中医学的にもどうやっても原因不明な場合もあります。
生理痛というと市販の痛み止めや、強い痛みだと病院の鎮痛剤を利用するのが一般的と考えている方が多いですが、もっとひどくなると病院の痛み止めでも効果がなくなります。
あるいは最初から鎮痛剤の効果を感じられないという方もいらっしゃいます。
もともと鎮痛剤のたぐいは炎症やそこから分泌される発痛物質の神経伝達を抑える医薬品です。
痛みの原因が炎症や発痛物質によるものでなければ効果は薄いでしょう。
漢方的にいうところの寒邪(冷え)や気虚、血虚などの痛み、気滞の痛みなどは炎症ではない痛みです。
これに対しては最初から鎮痛剤の効果は期待できません。
また鎮痛剤の効果が感じられる痛みも、つまりはそこに炎症が起きているということで、痛み止めを飲んどけばOKというものではありません。
痛みの根本的な改善が必要です。
ただ現在の西洋医学的な常識では「生理痛には鎮痛剤」というのが一般的でよほどの痛みでない限り詳しい検査はしてくれないことが多いようです。
当薬局では上記に上げたすべての生理痛に対応しています。
たとえ病院では原因が見つからない、鎮痛剤が聞かない痛みでも改善は可能です。
辛い生理痛にいつまでも一人で苦しまず、一度ご相談下さい。
生理痛はないのが当たり前。
きっと改善できる方法が見つかることと思います。
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