湿気にダウンした胃腸の各種症状を改善する漢方薬
中医学的 勝湿顆粒の利用ポイント
こんにちは、千葉県柏市で漢方 妊活相談をしております漢方専門山崎薬局の山崎です。
梅雨時期から残暑にかけて日本は湿度の高い時期が続きます。
兼ねて気温が高くなり、他の季節と比べても1日の水分摂取量は多くなりがちになります。
体の許容量を超える水分摂取が続くと、胃腸を中心に体の中に不要な水分が停滞を始めます。
これを中医学では水飲(すいいん)、あるいは湿濁(しつだく)と呼びます。
水飲、湿濁が体内に生じると 倦怠感、胃腸機能低下、吐き気、下痢、食欲低下などの症状が起きてきます。
また外気に含まれる湿気も、倦怠感や胃腸機能低下、胃腸風邪など体に悪さを働く事があります。
この体に悪さをする湿気を湿邪(しつじゃ)と呼んでいます。
このように湿気にからんで体に現れる不調を改善する漢方薬が「勝湿顆粒」です。
藿香(かっこう)という生薬を中心に、体の中の湿気を取り除き、弱った胃腸の調子を回復し、悪寒や頭痛・体の重だるさなど風邪症状の対応も行います。
紫蘇(しそ)や白芷(びゃくし)、半夏(はんげ)、陳皮(陳皮)は肺や胃腸に停滞している湿気を取り除き、諸臓器の機能回復を促し、藿香を助けます。
厚朴(こうぼく)大腹皮(だいふくひ)は胃腸のつかえ感を取り除きます。
全13種類の生薬で構成され、体の表裏の湿気を取り除き、胃腸や肺の機能を回復、梅雨~残暑時期にかかる胃腸症状主体の風邪対応としても優秀な効果が期待できます。
構成生薬:
白朮(びゃくじゅつ)茯苓(ぶくりょう)厚朴(こうぼく)陳皮(ちんぴ)
桔梗(ききょう)白芷(びゃくし)大棗(たいそう)生姜(しょうきょう)
甘草(かんぞう)半夏(はんげ)蘇葉(そよう)藿香(かっこう)
大腹皮(だいふくひ)
添加物としてトウモロコシデンプン、乳頭を含有します。
効能・効果:
体力中等度以上のもの次の諸症:
感冒、暑さによる食欲不振、急性胃腸炎、下痢、全身倦怠
使用状の注意:
1.次の人は服用しないで下さい。
生後3ヶ月未満の乳児
2.服用が適さない場合があるので、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
3.服用に関しては説明書をよく読んで下さい。
4.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管して下さい。
5.小児の手の届かない所に保管して下さい。
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