山崎薬局では必ずお薬をお渡しするために漢方相談を行います。
ご相談の中でお客様が現在どのような体質にあるのか、どのような生活習慣からその体質が生まれてきたのかを明らかにします。
病院で原因不明と言われる不妊の要因は、ほとんどが体質的な失調です。
生理痛やPMS・PMDDなどの不定愁訴も。
子宮筋腫や子宮内膜症、チョコレート嚢腫、子宮腺筋症などの婦人科疾患も。
果ては子宮頸がんなどの疾患も含め、婦人科の不調やその始まりは普段の生活習慣の中にその原因が隠れています。
漢方相談の最大のメリットはこの体質の過不足から生じる根本的なトラブルをしっかり捉えられる事と考えています。
その方の体質の過不足に合わせた漢方薬を利用する事で、体質からの根本的な改善をする事ができます。
またどんな生活習慣が悪影響を与えているのか相関性がわかれば、より効果的に生活習慣の改善をアドバイスすることも可能です。
例えば子宮筋腫。
筋腫を手術でとれば根治でしょうか?
何もしなければ子宮筋腫は時間の経過でまた生じてきます。
結果としての子宮筋腫は除きましたが、それを作ってしまった体質はそのままですから当然の話です。
しかし筋腫をオペで除去した後に、子宮の冷えや血流の悪さなどに対応できれば。
次に子宮筋腫が生じてくる事は少なくなることは確かです。
また子宮筋腫の原因が冷え・ストレス・食事の内容など普段の生活であるならば、適切な生活習慣の改善で子宮筋腫ができにくいカラダ作りをご自身の力で行ってもらう事も可能です
山崎薬局の漢方相談はこの『ご相談者様の体に起きた失調は何が要因だったのか』を見つける点を重視します。
同じ疾患や失調に、また悩み、苦しむ事がないように、お客様には原因と結果の因果関係をしっかりお伝えしています。
妊娠を目指すためには十分な血液や体力が必要です。
血液や体力がなく、新陳代謝が落ちていては、お腹は冷たくなり自律神経も体のリズムも整いません。
体質に合う漢方薬は気血津液のバランスを整え、さらに血液や体力を充実させる事ができます。
血液ができれば卵巣や子宮を巡る血流量が増え、子宮内膜は厚くなり生理の量の増加につながります。
冷えていたお腹を温かくできれば、作った血肉は内臓の代謝を高め、自律神経を整えます。
自律神経のバランスが整うと月経周期日数が安定し、生理周期の二層がはっきりしてきます。
脳と卵巣・子宮のバランスが整えば、それぞれに十分な力が備わって、安定した生理周期を支えてくれます。
自然と質の良い卵子を育てられるようになります。
漢方で体質を整える事は、病院の不妊治療の成功率を向上させる事にもつながります。
FSHやAMHなどの検査数値が、漢方を始めた事で大幅に改善出来た方もたくさんいらっしゃいます。
特にAMHは「これが低くなってしまうと妊娠が難しい」と病院で言われる事が多い要素ですが、漢方の服用をしている内に年齢並みの数字まで改善された方はたくさんいらっしゃいます。
AMHが低くても、一定の年齢を超えていても、妊娠したいという希望があるなら一度当店でお話をさせて頂きたいと思います。
漢方薬局の漢方は高いんでしょ?とよく言われます。
たしかに保険が効かない分、病院の処方箋などと比べると高額な印象です。
しかし病院での体外受精は保険が効くようになった2022年以降でも一回で20万前後、保険が効かなければ50万以上かかります。
そこまでの治療を必要とするかどうかは考え方次第ですが、その前に漢方を一考する余地はあると思います。
山崎薬局の妊活漢方相談で一番多い価格帯は2~3万円/月です。
初回は2週間分くらいからお渡しして服用を始めて頂きます。
継続のご相談の際には現在手元にある漢方薬の確認も致しますので、無理や無駄が出ないよう調整しながら、次のご相談までに必要な分だけの漢方薬をお渡しするようにしています。
ネットで販売されている不妊に効果があるといわれる健康食品やサプリメントなどもかなり割高です。
サプリメント一つだけで2万円を超えるような話も時々お聞きします。
サプリメント選びで何よりも重要な事は「ご相談者様が期待している改善効果を得るためにその成分が合っているかどうか」です。
なんでも入っているから良い、ではないのです。
普段から間に合っている成分をどれだけ摂取しても期待する結果は得られません。
食事でビタミンCが十分足りている人は、ビタミンCのサプリを大量にとっても効果ないのです。
山崎薬局の妊活漢方相談は、お客様の体にピッタリと合う漢方薬を適切に選ぶ事を何よりも重視しています。
「漢方薬これだけだと安くなってしまうから、高い健食もつけよう」などとは致しません。
元々自分が妻の出産に立ち会って人生で一番感動した事がきっかけで始めた妊活相談です。
原動力に反する事は絶対できません。
山崎薬局の漢方相談で1ヶ月にかかる費用は病院の一回の高度生殖医療の数分の一程度です。
対費用効果で言えば、病院と比較してもとてもリーズナブルであると考えます
中医学漢方はお客様の体質や症状、目指す目的に合わせる事ができます。
簡単に言えば行き詰る事があまりありません。
必ず全ての人に、その方の体のトラブルにぴったり合う、あなたを助ける事ができる漢方薬があるはずです。
そのぴったり合う漢方薬を探す方法を 「弁証論治」 といいますが、漢方相談では毎回必ずこの「弁証論治」を行います。
弁証論治は、お医者さんで言えば「診察」にあたります。
どこにどういったトラブルが隠れていて、現状を引き起こしている体質の崩れは何なのか?
きちんと弁証論治が出来れば原因がはっきりします。
原因がはっきりすれば対応方法もおのずと見えてきます。
たとえば女性のお客様とみれば何も確認せずに当帰芍薬散や加味逍遥散を渡す。
これは全く弁証論治を行っていません。
それでも漢方薬は治療効果が広いのである程度の効果がありますが、ぴったりと合うようには行かないものです。
きちんと合う漢方薬を選ぶなら、なぜその漢方薬を選んだのか、その方にどういったトラブルがあるのかを分かるように説明できます。
相談の継続でその方の体質が分かれば妊娠できた後も。
必要なら元気な赤ちゃんを産むまで。
あるいはその後も十分なサポートができます。
出産前からの体質改善に始まり、妊娠中の風邪や、出産後の失調であっても、あるいは更年期、老後まで、健康に関することであれば。
どんなに些細な事でもお客様に合わせた提案が出来る。
中医学不妊相談は個人個人に合わせた医療が必ず行える不妊対策です。